Microsoft Office Specialist Excel 2019 Expert 合格体験記:Excel実践力強化への挑戦

CompTIA A+でIT技術の基礎を、ITパスポート試験でITの全体像、Cloud Essentialsでクラウドの基礎、そしてコンタクトセンター検定SVでマネジメントと対人スキルを学び、私のIT基礎固めは多角的に進んでいました。次に私が目を向けたのが、**どんな職種、どんな現場でも必須と言える「Microsoft Excel」**でした。

これまでのキャリアを通じてExcelを使う機会は多々ありましたが、自己流で使っている部分が多く、もっと効率的に、もっと高度なことができるようになりたいと感じていました。特に、データ集計や分析の場面で、Excelを自在に操れるスキルは強力な武器になります。自身の実践力を証明し、業務効率を飛躍的に向上させるため、MOS Excel 2019 Expertの取得を目指すことにしました。2023年8月の取得を目指して、学習を開始しました。

MOS Excel Expert 試験の概要と準備

MOS Excel Expert試験は、Excelの高度な機能、データ分析、ピボットテーブル、複雑な関数、共同作業機能などを網羅した、実践的なスキルを測るパフォーマンス形式の試験です。単なる知識だけでなく、実際にExcelの画面上で指示されたタスクを正確かつ迅速に実行する能力が問われます。

学習にあたっては、FOM出版のテキストのみを使用しました。テキストで一通りの機能を学び、付属のCDロムをPCにインストールして、模擬試験をひたすら繰り返しました。模擬試験で90%以上の正答率を継続して出せるようになるまで、何度も何度も練習しました。これが、試験本番で時間内に正確な操作を行うための、最も効果的な方法だったと感じています。この勉強法が、試験合格だけでなく、実際の業務で「使える」スキルを身につける上でも非常に有効でした。

受験、そして合格まで

十分に準備を進め、2023年の8月、MOS Excel 2019 Expert試験に臨みました。試験会場はパソコンスクールのような場所で、緊張感がありましたが、やるべきことは目の前のExcelタスクをクリアすること。指示を正確に読み取り、練習で培った操作を迷いなく実行することに集中しました。

模擬試験でやりこんだおかげで、試験中は比較的落ち着いてタスクを進められましたが、時間制限がある中での正確な操作はやはり独特のプレッシャーがありました。全てのタスクを終え、試験終了ボタンを押した時の達成感。そして、その場で表示された合格の文字と、〇〇点というスコアを見た瞬間の喜びは、これまでの試験とはまた違った、「このツールは使いこなせる!」という確かな手応えを感じるものでした。

MOS Excel Expertで得られたもの

MOS Excel Expertの学習と取得を通じて、Excelの高度な機能を体系的に理解し、実際のデータ処理や分析に自信を持って取り組めるようになりました。複雑な関数の組み合わせ、効率的なデータ集計方法、ピボットテーブルによる多角的な分析など、これまで自己流だった部分や知らなかった機能が繋がり、Excelというツールのポテンシャルを最大限に引き出すスキルが身についたと感じています。

これは、A+で技術基礎、ITパスポートでIT全体像、Cloud Essentialsでクラウド基礎、コンタクトセンターSVでマネジメントといった柱に加えて、「データの実践的な活用・分析」という、どんな業務でも役立つ強力な武器を加えることができたということです。

そして、次へ

MOS Excel 2019 Expertは、私のIT資格取得ロードマップにおいて、実務直結スキルを極める重要なステップとなりました。ここで得たExcelの高いスキルは、様々な学習においてデータ整理や分析の面で大いに役立っています。


MOS Excel Expertは、日々の業務でExcelを多用する方はもちろん、データ分析といったExcelの高度なスキルを本格的に身につけたい方にとって、その実践力を証明する最適な資格です。特に、付属の模擬試験を徹底的にやりこむ勉強法は、試験合格だけでなく、実際の業務で「使える」スキルを身につける上でも非常に有効だと感じています。Excelを武器にしたい方に、自信を持ってチャレンジをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました