マイクロソフト認定資格(MOS) Access 2016(一般)合格体験記:データベース基礎への挑戦

私が次に目を向けたのは、ITの基盤となる**「データベース」**でした。

様々なアプリケーションの裏側にはデータベースが存在しており、その基本的な仕組みを理解することは、システム全体を把握する上で重要だと感じていました。また、小規模なデータ管理にAccessが使われる現場もあるかもしれません。自身のデータベースに関する基礎知識とAccessの実践力を証明するため、MOS Access 2016(一般)の取得を目指すことにしました。学習を開始しました。

MOS Access 2016(一般)試験の概要と準備

MOS Access 2016(一般)試験は、リレーショナルデータベースの基本概念、テーブルの作成、クエリによるデータ抽出・加工、フォームやレポートの作成といった、Accessを使ったデータベース操作の基礎的な実践力を測るパフォーマンス形式の試験です。

学習にあたっては、MOS Excel Expertの時と同様に、FOM出版のテキストのみを使用し、付属のCDロムの模擬試験を徹底的にやりこみました。この「テキスト+模擬試験をやりこむ」という勉強法が、MOS試験においては非常に効果的であることをExcelで実感していたからです。Access独自のデータベース概念(テーブル間のリレーションシップなど)の理解に少し時間がかかりましたが、模擬試験を繰り返すことで操作方法と概念が結びついていきました。

受験、そして合格まで

十分に準備を進め、MOS Access 2016(一般)試験に臨みました。試験会場と形式は、他のMOS試験と同様でした。

試験中は、Excelのように直感的な操作だけでなく、データベースの構造を意識した作業が求められます。模擬試験でやりこんだおかげで、タスクの内容に大きく戸惑うことはありませんでしたが、やはり時間制限の中で正確な操作を行うプレッシャーはありました。

そして、試験終了のボタンを押した時の達成感。そして、その場で表示された合格の文字と、〇〇点というスコアを見た瞬間の喜びは、別の分野でも着実に基礎力を積み上げられていることを確認できたという安堵と自信に繋がるものでした。

MOS Access 2016(一般)で得られたもの

MOS Access 2016(一般)の学習と取得を通じて、リレーショナルデータベースの基本概念、テーブル設計の考え方、クエリによるデータの抽出・分析、フォームを使ったデータ入力画面の作成、レポートによるデータ出力方法といった、データベースに関する基礎知識とAccessの実践力を身につけることができました。

これは、これまでの多角的な基礎力に加えて、「データベースの基本理解と、Accessを使ったデータ管理」という新しい層を加えることができたということです。データベースを利用するシステムに関わる際に、その基本的な仕組みを理解する上で役立つ知識だと感じています。

そして、次へ

MOS Access 2016(一般)は、私のIT資格取得ロードマップにおける、直近での成果となりました。別の分野で成功を収められたことは、新たな自信に繋がりました。

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